Instagramの動画機能に引き続き注力

時計のアイコン2022年2月28日

リールへの取り組みを強化

動画は、人々がInstagramを利用する大きな動機の1つです。クリエイターの皆さんが動画を自己表現や他のクリエイターとのコラボに、そしてフォロワーとのつながり構築に活用していることを嬉しく思います。リールは今後も成長し、Instagramの重要な機能であり続けることから、私たちはこのフォーマットによりいっそう注力する考えです。エンターテイメント要素の強いショート動画では、トレンドを作り、柔軟に(そして面白おかしく)自分を表現し、文化を前進させることができます。また、楽しい時間や興味・関心の追求のため、あるいは新しいクリエイターとの出会いを求めて見る人が増えているリールは、引き続き、Instagramでのエンゲージメント向上に最も大きく貢献しています。

動画を楽しむ新たな方法

昨年、Instagramでは動画機能のシンプル化に着手しました。その一環として、まずフィード動画とIGTVを、Instagram動画という1つのフォーマットに統合して、できる限り簡単に動画を作り、興味に合う動画を発見できるようにしました。当面、Instagramでは引き続き動画フォーマットのシンプル化に注力し、現在のリールのように、さらに簡単に動画の作成と視聴ができるようにしていきます。

まずは、クリエイターの皆さんからのフィードバックに基づき、Instagramでの動画の視聴方法についていくつか変更が施されます。これにより、どのように作成された動画であっても、フルスクリーンで表示する機能やタップしてミュートする機能が利用できるようになります。また、動画のシェア方法の統一にも取り組んでおり、作成ツールを統合するほか、コンテンツの新たな発見方法も追加します。

新しい動画視聴体験

今後予定されている変更点

Instagramでの動画の作成方法と視聴方法のシンプル化を継続し、リールをInstagramのさらに中心に据えていくために、3月にいくつかの製品アップデートを予定しています。

  • 私たちは、クリエイターの皆さんが好きなことで暮らしていけるように支えたいと考えています。だからこそ、Metaのさまざまな収益化オプションを通じて収益獲得の支援に力を注いできました。現在は、コミュニティを楽しませるリール動画を作成して収益を得る方法をさらに増やすべく模索しています。ボーナスプログラムに加えて、年内にInstagramの新たな広告機能のテストを開始します。この機能では、リールに表示される広告から収益を得られるようになる予定です。
  • リールへの取り組みに集中するため、インストリーム動画広告(旧IGTV広告)のサポートを終了します。現在インストリーム動画広告で積極的に収益化を行っているクリエイターには、最近の収益に基づいて算出した金額を一時金として月単位でお支払いします。
  • 動画の発見と作成をできる限りシンプルなものにする取り組みの一環として、IGTVのスタンドアローンアプリのサポートを終了します。その代わり、Instagram本体のアプリにすべての動画を統合することに注力します。これにより、Instagramアプリですべての動画機能を楽しむことがさらに簡単になると考えており、当面、Instagram本体のアプリの動画機能のシンプル化と改善に取り組んでいきます。

Instagram動画を作成する際のポイント

Instagramで動画を作るときのポイントをいくつか紹介します。

  • 短くまとめる: 利用者は楽しいショート動画を好んでいます。その期待に応えるにはリールがベストです。
  • 没入感を大切にする: 動画コンテンツは縦型表示に最適化しましょう。黒帯のない高画質の9:16の縦型動画を使い、テキストで画面が埋め尽くされないようにしてください。
  • 出だしの印象を良くする: 最初の数秒で視聴者を引き込み、最後まで興味が持続するようにしましょう。最初の3秒が極めて重要です。
  • 一定のペースで投稿する: 自分が継続できる投稿カレンダーを作りましょう。毎日動画を投稿する必要はありません。無理のないペースで続けられるものにしてください。一定のペースを保つことが重要です
  • 使い回し感のあるコンテンツは避ける: 弊社の調べによると、利用者はInstagramのためだけに作られたリール動画を求めています。そういう動画が一番楽しく、元気が出るためです。見るからに他のアプリからの使い回しだとわかるリール動画は避けましょう(透かしの入った動画など)。
  • 内容をよく検討する: 不適切と取られかねないコンテンツや宣伝色または商売色が強すぎるコンテンツを中心にしたリール動画はおすすめしません。詳しくは、コミュニティガイドラインおすすめのガイドラインをご覧ください。